大船渡高校問題 - 教育業界への挑戦者

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おはようございます！！！

昨日は睡眠の質がここ5年間で一番悪く、起きたのが朝の10時でした。。

寝起きの体調も悪すぎた為ブログの更新ができませんでした(T ^ T)

今日から気持ちを切り替えて毎日更新していきます(｀・∀・´)

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今日のブログは今話題となっている「佐々木くん問題」について個人的見解を書きたいと思います。

捕手論
本日のタイムスケジュール

捕手論

夏の高校野球

6月下旬より全国で開幕する夏の高校野球選手権ですが毎年、熱中症や投手酷使などの問題が浮き彫りになってきます。

しかしなぜこのような問題が上がってきているにも関わらず大会自体の仕組みに変化が出ないのでしょうか。

確かに「甲子園」はプロ野球球団（阪神タイガース）の本拠地でもある為、甲子園で本戦が日程的な部分で過密日程になってしまうのは致し方無い部分があると思っていますが地方予選になると話は別です。場所によっては半月たらずで1回戦から決勝戦までを行います。どうして無理やりこのような過密日程を組むのでしょうか。もし仮にこのような日程でしか大会を運営できないのであればその組織自体に無理があるのでは無いでしょうか。

冬のサッカー選手権大会は準決勝・決勝と日程を1週間ずらして行われる仕組みを作りました。もちろん野球と違って、サッカーは1試合あたりの運動量が多い為選手たちの疲労度は高まります。ここで重要なのは組織として選手たちの体調面に配慮した運営がすぐ行われたということです。高校野球連盟（通称：高野連）の組織図を見てみるとトップの人たちの年代が50代・60代世代でいわゆる水飲むな世代です。これだけの過密日程でも何も対処しないのは自分たちもそうだったからという理由なのでしょうか。

今回の大船渡高校の選択は高校野球の問題に一石を投じる形となりましたが僕個人的には国保監督の判断は英断だったと思っています。気が狂った重度の高校野球狂の人たちが彼ら（大船渡高校関係者）たちに害を加えないことを祈るばかりです。。

投手育成

高校生はまだ身体が十分にできていません。そんな中で一日100球以上を投げる試合を何試合も続けて連投させる風潮を今すぐにでも撤廃しないといけないと思います。

高校野球は昔から「一人のエースの存在」「悲劇のヒロイン」を美談にしてマスコミや高校野球狂たちが騒いでいますがこの風潮自体が間違っていると思っています。

まだ先が長い選手達の選手生命を短くしてしまうような流れはすぐにでも断ち切らないといけないです。

確かに僕自身も「甲子園」を目指して部活動に取り組んでいましたが、結局肩を故障してしまい大学以降は硬式野球を断念しました。。

高校生は精神的な部分でもまだまだ未熟なので指導者がしっかり管理してあげないと壊れるまでプレーしてしまうものなのです。（経験談）

監督の責任

プロの世界と高校野球は目的が異なります。高校野球はあくまで部活動で、教育の一環として成り立っているわけであって決して大人の都合で指導してしまってはいけないのです。これは監督の責任問題にも同じことが言えます。プロ野球は勝負の世界ですので負ければ監督責任が問われますが、高校野球は何年連続で予選敗退してもほとんどの高校では監督責任は問われません（一部例外あり）。しかしエース級の選手が入部してくると1年生のうちから試合で酷使して3年生の夏には投げられない状態になっていた選手も少なくありません。自分も実際、『中学校の時バケモンみたいな選手が高校で名前を聞かなくなった』なんて経験もありました。体罰問題が社会問題として各メディアで報じられていますがこのような投手酷使問題も目に見えない体罰と同じなのではないでしょうか。これだけ長いこと言われている中で何も動かない（近年ようやく導入したのがタイブレーク制）高野連の組織の在り方に疑問が生じると共に現場レベルでの意識改革を行なってもらいたいものです。