大学時代の研究内容シリーズ第4弾
こんばんは!
学習塾GRIT塾長の西上です。
僕は26歳で起業し、今は株式会社グリットという会社で代表取締役を務め、学習塾GRITの塾長をしています
ここでは1500字ほどの短いブログを毎日更新していきます
今日は法人用の口座をつくりに銀行に行って1時間半の時間を要してしまい、早く銀行が無人化しないのかとテクノロジーの進化に期待した塾長です。
シリーズ第4回は【三側面の意味と概要】について書きたいと思います
過去のブログをまだ読んでいない人はこちらから読んでください!
数学学習の三側面
数学学習の三側面とは
・学習観
・公式観
・方略観
です。それぞれを詳しく解説していきましょう
学習観
学習成立に関する信念・価値観のことを学習観と呼びます。
学校や学習塾で学習する際、知識を獲得し問題に対して適用することを重視した教えを教授されることにより「正解は一つしか無い、正しい回答をテストの時に思い出し解答することが大切だ」という「暗記・再生」型の学習観が形成されると考えられています。
特に日本の教育は
結果主義:テストの成績を取ることが重要
暗記主義:色々な知識を詰め込むことが重要
物量主義:勉強時間を多く確保することが重要
といった考え方の指導が多く教授されていることが、学習への不適応の背景で推測されると指摘されています。
つまり、学習者が問題を解く際に, 解く過程を重視することよりも,「解けるか解けないか」といった結果を求め,解けない時は繰り返し学習して覚えるといったことを重視するあまり,学習内容を理解しないうちに分かったつもりになってしまうのです。
公式観
数学において学習の実態を明らかにするためには数学の学習に欠かせない公式・定理を学習者がどのように捉えているかという視点を取り入れる必要があります。
学習観と同じように、公式や定理は丸暗記をして覚え、その覚えた公式・定理に数値を代入して問題を解くものであるという考えを持つ学習者がいることが予想されます
(いや、絶対いる!!)
方略観
学習観はどのような方法で学習を行うかに影響を与えると言われています。
つまり学習観は方略観の使用に影響を与えると考えられています。
また、方略観とは学習を効率的に行うための方法や作戦のことです。
例えば
・関数の問題で回答欄にグラフの軸がなくても自分でグラフを作成して、問題により与えられた情報を視覚化できるようにする
・間違えた問題は解法を理解する他に、間違えた原因を考える
などが挙げられます
いろいろな先行研究により、方略観の定着には学習者の経験や知識が大きく影響されてくると言われています。
以上のことをまとめると
学習観:環境や指導に影響されて変化するもの
公式観:問題を解く際の学習者本人の意識に影響されて変化するもの
方略観:学習観に影響されるもの
となります。
今日はこんなところかな。
明日はいよいよ研究方法について書きたいと思います
チラシ配布を毎日行っていますがなかなか問い合わせに繋がりません。。。
少しでも気を抜く(めげてしまう)と資金がなくなって継続できなくなるので気をしっかり持って頑張ります!!
ほな!
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