大学時代の研究内容シリーズ第5弾
こんばんは!
学習塾GRIT塾長の西上です。
僕は26歳で起業し、今は株式会社グリットという会社で代表取締役を務め、学習塾GRITの塾長をしています
ここでは1500字ほどの短いブログを毎日更新していきます
今日は半日チラシ配布で近隣地域を奔走していたのでヘトヘトになってしまった塾長です。
シリーズ第5回は【研究方法】について書きたいと思います
過去のブログをまだ読んでいない人はこちらから読んでください!
研究の概要
僕の研究は浜松市の公立高校『浜松城北工業高校』さんに協力いただきました。
研究対象
浜松城北工業16名(高校2年生:16名、機械科9名、電子機械科4名、電気科3名)
研究内容
事前に質問紙を用いて研究対処者の学習観・公式観・学習方略をそれぞれ調査しました。
質問の具体例は
『解法を見る時はなぜそうなるか考える必要がある』や『繰り返し問題を解く必要がある』など研究対象者の学習観を問う質問
『問題を解く時に公式・定理をどう使えばいいのか分からない』など公式観を問う質問に対して5段階評定を求める質問
『なるべく多くの問題を解くようにしている』や『答えより考え方が正しいかどうか大切にしている』など学習方略を問う質問に対して5段階評定を求める質問
以上のようなものです。
そして、事前質問を実施した後からはおよそ1ヶ月にわたって数学の補習授業を行い、その後補習授業の中身に付随した数学のテストを実施します。
そして最後に、テスト後に事後質問を実施して、事前質問との変化を検証しました。
質問項目数
【学習観】
学習量志向:3項目
意味理解志向:3項目
【公式観】
公式への困惑:3項目
暗記の意識:3項目
導き方の意識:3項目
【学習方略】
反復演習方略:3項目
要点理解方略:3項目
補習授業の概要
補習授業の単元は『指数対数関数』で、期間は1ヶ月です。
研究対象とした高校の授業では公式を黒板に板書し、それを学習者は暗記し、ワークシートとして教科書や問題集の問題に取り組むといった『反復演習方略』を促す授業が既に行われていた。
僕の研究の目的の一つは
【要点理解方略型の 学習方略を促す数学の補習授業を行うことで,学習 者の学習観,公式観,学習方略にどのような影響を 与えるのか検討する 】
ことであるため、数学の学習指導要領と廣瀬(2012)で用いられた要点理解方略型の学習方略を参照して授業設計を行い、補習授業を実施しました。
数学テスト
学習方略の変化がテスト点数にどのような影響を与えるのかについて検討するにあたり数学の単元小テストを作成し、その小テストの点数をテスト点数として評定しました。
今日はこんなところかな。
明日はいよいよ研究結果について書きたいと思います
ほな!
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