教育業界への挑戦者

株式会社グリット代表取締役兼学習塾GRITの塾長です

全国学力調査に振り回されるな

f:id:h_gorilla:20200426155710p:plain

こんにちは。

学習塾GRIT塾長の西上です。

 

僕は26歳で起業し、今は株式会社グリットという会社で代表取締役を務め、学習塾GRITの塾長をしています

ここでは1500字ほどの短いブログを毎日更新していきます

 

家で筋トレをしていると最大重量の更新ができないので筋トレが趣味の人って結局ジムを契約してしまうんやなとこの期間に強く感じました。

 

今日は「全国学力調査に振り回されるな」について書きたいと思います

*今日のテーマは著・中室牧子先生の【学力の経済学】という本の一部を自分でまとめた内容となっています。僕自身超オススメの本ですので是非一度読んでみてください!

https://www.amazon.co.jp/「学力」の経済学-中室牧子-ebook/dp/B00ZTXKHQ0

全国学力調査に振り回されるな

この調査は文科省が毎年実施している「全国学力・学習調査」のことです。

新聞やテレビでも報道されているので知ってる方がほとんどかと思います(過去に静岡県知事が成績不良校の校長先生を名指しして大変なことになったアレです。。笑)

学力調査は例年、上位と下位の都道府県が常連となっています

(我が出身の大阪は例年ワーストクラスです。)

しかしこの学力調査はおそらく都道府県別での学校教育の成果を測る指標となる目的で進められてきたのだと思っていますが、現実では全く意味がないものになってしまっていると僕は思っています。

なぜなら学校教育の成果を測るには最低でも

インプットアウトプットの二つを考えないといけないからです。

ここでいうインプット・アウトプットとは

インプット:学校の環境・家庭環境など

アウトプット:学力

です。

そしてこの学力調査はインプットの家庭環境を調査項目に入れずに調査しています。

*アンケートのところに親の年収やら学習塾の通塾頻度などの項目はないよね

そもそも子どもたちのアウトプットである学力の向上を図るには学校教育よりも家庭環境の方が影響は大きいです。

そしていろいろな研究により

「子どもたちの学力の大半は家庭環境や子どもたち本人の要因」によって形成されていて学校教育によっての差別化はあまりないこともわかっています。

すなわち全国学力調査で測られるのは

都道府県別学力ランキング

ではなく

都道府県別学習資源ランキング ではないでしょうか

*学習資源とは子どもたちの学力を向上させるために行える学習環境のこと

*親の年収や学習塾の数、学校の施設充実度などが挙げられます

それならワーストの都道府県は資源が乏しいって言いたいんかよ!

との意見があると思いますが、実はこの調査にはもう一つ特徴があります。

それは「対象としている学校が公立校」ということ

学力が高い小・中学生は都市部ほど「私立校」に集まります。

その子たちがこのテストを受けていないので都市部がランキング上位にいくことが難しいのでしょう。

公立校しか受けていない調査を「全国学力調査」と命名しているのもおかしな話ですよね笑

最後にまとめとして、全国学力調査の都道府県ランキングはほとんど意味のないものになっていますが自分自身の成績は意識した方が良いと思います。

全国(公立のみだけど)の学生たちの中で自分がどの立ち位置なのか知れるだけでも良い機会だと思っています!

*散々文句を言っておいて最後に持ち上げる塾長

 

とりあえずこんなところかな

 

 

学習塾開校まで残り20日!

来週から新しいテナントに入れるので内装に取り掛かっていきます!いよいよ開業に向けてラストスパートです!

 

ほな!

 

学習塾GRIT

公式LINE : https://lin.ee/8zOffwZ

HP : http://www.nonteacher.com

説明資料:https://drive.google.com/drive/u/0/recent

YouTubeチャンネル:https://bit.ly/34qYptY

塾の概要動画:https://youtu.be/XWqK1-dAF0s