既存の入試制度
こんにちは。
学習塾GRIT塾長の西上です。
僕は26歳で起業し、今は株式会社グリットという会社で代表取締役を務め、学習塾GRITの塾長をしています
ここでは1500字ほどの短いブログを毎日更新していきます
先生から教わる内容なんてググればすぐ出てくるのに子どもたちから教わる内容はググっても出てこないので教育の本質ってここにあるんやろなぁと日々感じています。
今日は「既存の入試制度」について書いていきます。
既存の入試制度
ほとんどの中学生の高校進学方法は【一般入試】です。
一般入試とは学校の先生が決める「内申点」と当日の「学科試験」の点数で入試を受ける方法です。
この入試制度のメリット・デメリットとしては
メリット
・当日の点数が低くても内申点次第で合格できる
・テスト形式が例年同じなので過去問等で対策ができる
デメリット
・内申点がなければ当日点だけでの合格は困難
・中学校(先生)によって内申点の基準が異なる
簡単に言うと一般入試というものは
【学校の先生に好かれるかどうかゲー】だということです。
もちろんトップ校と呼ばれる高校は内申点では評価しないので当日点がほとんどの割合を占めています
*そんな学校に入る生徒が内申点低いわけないもんね。。笑
1番の問題は中堅校と呼ばれるいわゆる偏差値50〜60の間の学校の一般入試です。
ここに入る生徒の学力層は
・内申点は高いが成績が低い
・内申点・成績共に合格者平均
・内申点は低いが当日点が異常に高い
このように3段階に分かれます。こうすることで何が起こるかというと学校の授業でどの学力層を基準に授業設計して良いか先生によってブレてしまうということです。数学の先生は学力が低い生徒に合わせるが英語の先生は学力が高い生徒に合わせる。こうなると学校内での学力格差が大きくなりより一層授業の設計が難しくなってしまいます。
高校入試も大学入試同様に
・AO入試
・推薦入試
・一般入試(100%学科のみ)
の3パターンのみで実施すれば学力の格差が少なくなり先生方の負担が軽くなります。
このような提案をすると
「(学力が低くて)一般入試を受けられない子どもたちはどうするのか」
「当日のテストで体調不良になったらどうするのか」
という声が多く上がりますがそれは自己責任だと強く伝えたいです。
社会人になった時に何が大事な商談がありその商談前に体調を崩し商談に行けないとなると自分だけでなく会社規模で大きな損害が出ます。学生のうちはやり直しが効くが社会人はそんなに甘くない。という現実を社会人になってから体験するのでは遅いのです。
そもそも高校入試と大学入試で受験者(その保護者も含む)側の負担に大きな差が生まれてしまうのもおかしな話です。
高等学校も義務教育ではないので「別に行かなくても良い」のですが「周りの友達がみんな高校に行くから」という曖昧な理由のみで進学するのは危険です。
また中学生の中には「高校受験に失敗したから。。」という理由で人生をドロップアウトしてしまう子もいます。
この「同調圧力」がかかった世の中で進学理由や志望校を決めてしまうのは将来大人になった時に生徒自身が後悔することになってしまいます。
学生のうちに「自分で考え選択する。そしてその選択に責任を持つ」ことを教えてあげないといけないんじゃないかな
とりあえずこんなところかな
学習塾開校まで残り22日!
大変な日々が続きますがこれも自分への問いだと思って日々行動していきます!
ほな!
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